MEMO文字書 Ver.3.0

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芦花

「生きる-LIVING」
https://ikiru-living-movie.jp/




黒澤明の映画のリメイク。
オリジナルを見ていないので、比較はできないですが。

死期を悟った主人公が、動揺し、嘆き、足掻いた先に選んだものは……という内容です。


こちらも、「どう終えるか」がテーマでした。


どう終えるかか。
なかなか今の私にはピンとこないかな。
自分に置きかえるのはってことですが。
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芦花

「ロストケア」
https://lost-care.com/




介護殺人の作品。
でももっと深かった。

「人がどう死んでいくか」
「そこに尊厳はあるのか」
「介護する人の人権は誰が守るのか」
「それでも法は遵守しなければならないのか」
「そのそも法は人の生死を念頭に置いているのか」

などの言葉がパッパッと電気信号のように浮かんでは、消えていく――答えを出す前に、日々やってくる「介護」に押しつぶされて議論もできずに一緒に沈んでいく。
という内容です。


「この社会にば穴があいている」という言葉、「見たくないものは見ないで生きてきた」というセリフ、本当にそうだなと。

社会的に罪は罪なんでしょうけど、はるか昔にはそれこそ「姥捨て山」という言葉があったように、ずっとそういったことは続ている。
必要悪でもなく、悪でもなく、もちろん正義でもない。

答えは三者三様にあって、それこそ斯波(主人公)が選択したこは、社会的には「悪」ですが、
じゃあ「人間として」に彼を断罪できるのかというと……振り上げたこぶしを本人に振り下ろせるかなと考えてしまいます。


せめて自分の身の振り方だけはきれいに終わりたいなと切実に思いました。



とにかく、柄本明と松山ケンイチの演技が「圧巻」の一言でした。
二人だけの、静かな演技なんですが、その中に湧き上がるのは「慟哭」という他無かった。
本当にうまいな、と。
亡くなった父が、介護施設に入居してたのですが、半身麻痺していて、もうほとんどあのままでした。
思い出してしまった。


昔、NHKスペシャルで「彼女は安楽死を選んだ」という番組を見たのですが、それに通じるものがあるなと勝手に思いました。

「NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ」

https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?...
(動画などはないです。アーカイブのみ)




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芦花

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++

非常宣言
https://klockworx-asia.com/hijyosengen/



成田(空港)ー!
降ろしてやれ成田(空港)ー!

航空機内に故意に持ち込まれたウィルス。
乗客が次々と感染し死亡者も出る中、行先のアメリカからは着陸を拒否される。燃料が少ないため成田空港に「非常宣言」を布告し、緊急着陸を試みるも日本側も拒否。失意の中からがら韓国領空まで来るが、国内でも着陸拒否のデモが勃発し……という、えーっと、つい最近リアルでもありましたね船で。

映画自体は機内の人間模様と、地上で奮闘する刑事さん、大臣たちの様子が偏ることなく交互に差し込まれて、ストーリーとしても非常にわかりやすかったです。
重要人物の元パイロット、刑事さん、大臣がかっこよかった。
緊急時にああいった行動が出来るのは本当に頭が下がりますね。
でも、いかんせんコロナを経験した私たちには、反対する人たちの心情もわかるんですよ。
非現実的であるはずのパニック映画を、我々は先に体験してしまっている。
悪い冗談みたいな話ですが、だからこそ、機内の人たちの総意と、それを伝えるイ・ビョンホンの演技がいっそう身につまされて泣きました。
最後までぐだぐた言っていた機内のあのおじさんの気持ちすらわかるんだよねぇ。

最後の刑事さんの状況も、ご都合主義にしなくて良かったと思った。

ラスト、機内で少し心を通じ合わせた、元パイロットの微笑と、彼の視線を受けるようにカメラが切り替わって、別の場所で海を見つめながら微笑むチーフパーサの、あのカメラワーク非常に好きでした。


蛇足ですが、着陸を拒否した後の日本政府の声明がめっちゃリアルで笑った。言うわーこういうこと、うちの国言うわー笑
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芦花

フィルマークスから転載

++
コンパートメントno.6
https://comp6film.com/





recriという、アート系をお勧めしてくれるサブスクがありましてね。
自分の好みをあらかじめ登録すると、映画や舞台や展覧会のチケットを送ってくれるというサービス。AIとコンシェルジュが選定してくれるらしいです。そこで送られてきたのがこちらでした。

ノーチェックだったし、上映館も少ないので自力では絶対行かなかった。

結果的には行ってよかった。
うん好きです。
いわゆる「わかりやすい」映画ではないので、賛否両論もあると思います。


留学生と、労働者という、おそらく最初から素地が違う。
生まれた国も違う二人。

ひとりは少なくともロシア側からみると、小国。
でもロシアに留学できてるので、生まれはわりとアカデミックな環境だと推測される。
ただ冒頭部分で、留学先の人たちと決して打ち解けてないのだろうなっていう場面がある。発音のこととか。
「俺たちの文化をよく学べよ」みたいな、かすかに揶揄を含んでいるような描写がある。
うっすらとして優越感とういうか。
で、そんな彼女のよりどころの恋人(同性)がいるんですが、その人も既に自分に興味が無くなっていて、それを肌で感じていて、孤独なんだろうなっていう描写が見えました。

で、寝台車で出会った男も、当然のようにロシア人で、彼も最初は酔ってて粗野な行動で主人公を辟易とさせます。
出会ってすぐに売春婦か?とか聞いてくる。
そりゃ主人公も無理!って思う。
でもよくみると、この男、自分勝手なようでいて、主人公が外国人と知ると(偶然かもしれないが)、少ししゃべり方をゆっくりにしたり、分かりやすい言葉に変えたりとか、決して横柄ではない。

女性や自分より発展途上の出身とみると途端に横柄になって人間扱いしてこない人っているじゃないですか。
そういうことがない。
いや、粗野なんだけどね。

で、色々あって途中停車した町で、男(リョーハ)が訪ねるという老婦人のもとに一緒に行くふたり。最初は行く行かないで問答があったり、主人公は構ってほしくなくて邪険にしたりするんですが、根負けする形で同行する。
老夫人がリョーハにとってどういう存在なのかとか、そういう説明は一切ないのですが、起こった出来事だけ見ると「若い男が、旅の途中でわざわざ老婦人のことろに様子を見に行く」てことで、これだけ切り取っても、男が決して粗野なだけでha
ないという性格が垣間見えます。
(でも多分車は盗難車/笑 いいところだけじゃなく、駄目なところも混在している存在として描いている)

その後、主人公と同じフィンランド人と同乗したり、いい感じになったのに……と、ストーリーは劇的に変わることなく淡々と進みます。
が、町についてからのリョーハの行動が「おおお」という感じ。

同じ寝台車に乗り合わせただけの相手に対して、すごく心を砕いてるんだなっていうのが伝わりました。
北極圏の極寒で、天気も最悪なんですが、リョーハに再会できたところからじわじわと……温かいんですよ。
画面はすごい吹雪で、二人しかいなくて寂しい絵面なんですが、ふたりはすごく楽しいんだろうなって感じます。


ラストは、またこれも淡々として終わってしまうのですが、そこがまたリアルで良かった。
最後のリョーハの汚い字で書かれた一言が効いてます。

彼は、彼女の国の言葉で思いを伝えたってことですよね。
主人公の泣き笑い?かな。
それがすごく良かった。
この最果ての北極圏で、初めて彼女が自己や世界を肯定できたんだなぁと。

音楽も懐かしくて良かったです。
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芦花

映画はしごしようと思ったけど、15分かぶる……同じ映画館で15分……広告加味したら行けるかな。問い合わせしてみよう。

やっぱり公開して一週間が勝負だなあ。
3月末に公開の映画、行きそびれたのだ。前売り券買ってるから行かねばねばねば。

来週公開の映画は一週間以内に行こう。
といっても近所ではやらない。
近くて新宿。
最近新宿よく行くなあ。
映画ばっかりだけど。


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芦花

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++
RRR
https://rrr-movie.jp/






兄貴がアニキであにき過ぎてANIKI★

英国統治下のインドで、英国の提督家に誘拐された妹を奪還するべく森から出てきた男と、大義と復讐を胸に秘めて英国政府の警察官になった男の友情と信頼と葛藤のお話。

主人公ビームなんでしょうが、兄貴分のラーマのポテンシャルというか、戦闘能力が凄すぎて森から出てきたビームがただの兄ちゃんに見えるっていう……
「あの部族は決して諦めない」
とか英国政府に不安煽っといて、それよか数千倍ヤバい男が身内にいるっていうね……大英帝国超節穴。

いや兄貴、毒蛇に噛まれて1時間後に死ぬって言われてた男の戦闘能力じゃないんですが笑
とにかく兄貴がすげえし、パねえし、やべえです。最初から飛ばしまくってますが、ラスト付近になるともはや鬼神笑

あにきー!
そりゃビームも慕うわ。
妹奪還するために首都に出てきて兄貴と出会って、妹そっちのけでアニキと友情育んでたから「おい」とは思ったけど、相手があにきじゃね。仕方ないです。
だってANIKIだからさ。

そんな力業みたいな映画っぽくもみえますが、きちんと兄貴の背景も描かれてて良かったです。
ありがちっちゃありがちな過去ではあったけど。「ほーん」という感想しか抱かなかったので(雑)
でも楽しかったー!!

惜しむらくは、ジェニーちゃんの立ち位置がもう少し掘り下げてくれたら嬉しかったな。
いや、ジェニーあっさり伯父さん裏切るやん……と思ったのでね。
あと最終的に兄貴の外見が、賀来賢人と北村一輝とランボーを足しっぱなしにして熟成させたサイヤ人になってましたので、日本人には馴染み深いかも(馬鹿にしてないよ。率直なだけ)


でも面白かったです。
見てよかった。畳む
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芦花

ブログから転載

++
20230311

Winny
https://winny-movie.com/





映画「Winny」を見てきました。ファイル共有ソフトwinny、このソフトを利用して盗撮、著作権侵害の違法アップロードや拡散が続いたため、製作者が逮捕され、無罪を勝ち取るまでの実話を描いた物語です。
ソフトの名前と、製作者が逮捕されたこと、無罪になったことくらいは知っていましたが、何故逮捕されたのか、何故無罪になったのかの、「何故」の部分を全く知りませんでした。
逮捕されたエンジニア役を東出昌大が演じたのですが、すごい怪演というか、良かったです。
こういう人いるな!っていうイメージのままというか、所作だったり姿勢だったりがすごく「らしく」て。
東出って、憑依型だったのかと感心してしまった。
演技が上手いというようりは、本人が乗り移ったみたいでした。

弁護士役の三浦貴大もすごく良かった。
ドキュメンタリー見ているようでした。
吹越満も良かったー。
大阪弁?関西弁?なんですが、あのイントネーションでひとつひとつ矛盾を切り崩していく口調がね。
昔大阪が本社の会社に勤めてたことがあるのですが、月に一回大阪に呼び出されて東京事務所の進捗状況とかを上司に一個一個詰められ続けたことがありましてね。その時の上司の口調に似ている。
優しいんですけど、全然目が笑ってないというか。口調が優しいから安心して色々しゃべっちゃうと、あとで「言質とったで」とにっこり笑われるの。
ホラーだったわ~笑
いや、すごい優しくて好きでしたが。
大阪で食べさせてもらった鰻巻が忘れられない。忘れてたけど笑

良い映画でしたよ。
ラストに本物の金子勇さんの映像が流れて、泣いてしまいました。
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芦花

ブログから転載

++
20230304


今日は、新宿で映画2本。
WORTH ワース
https://longride.jp/worth/





価値とか値打ちとかそんな意味らしい。

9.11同時多発テロの被害者基金プロジェクトが立ち上がり、遺族や被害者に支払う金額の換算をした人たちの葛藤の話。

天災に近い人災…と言ってしまうと、実際に被害に合われた方に失礼かもしれないけども、日本も天災の多い国なのでこれは身につまされました。
政府としては、被害者や遺族が航空会社などに提訴などをしないようにさせたい(=経済的な損失、混乱を起こさせたくない)という思いもあって、補償金に参加してほしい。ただし補償金を受け取るには、提訴権の放棄が絶対条件。

最初、主人公(弁護士)は被害者達の年収や、法律から計算式を作り文字通り人の命を換算していきます。が、遺族たちはそれぞれの思いもあって納得しません。遺族にとっては、主人公たちが「正当な権利を剥奪させて、はした金で騙そうとしている」と受け取られてしまう。ある意味当たってはいるんでしょう。政府としては、ひとりひとりに提訴などしてほしいくないでしょうし。で、それが透けて見えてしまって、反発されてしまいます。

反対派には中心人物の人もいて、反対運動も起こる。味方の弁護士たちも、実際に被害者や遺族の話を聞いて、自分たちのしていることに迷いが生じる。
申請期日が迫ってくるなか、主人公は反対派のリーダと話をし、ひとりひとりに真摯に対応していくようになり…といった話。

勝ち負けや、何かが劇的に好転するといった話では無かったです。音楽でシーンを印象づけたりもしない。ただただ淡々と経過を追っているような内容。ドラマ仕立てのドキュメンタリーのようでした。でも、だからこそ俳優の演技が光るというか、マイケル・キートンの演技が光ってました。
脚色はあるでしょうが、実話なんだなあ。




二本目は、ヒトラーのための虐殺会議
https://klockworx-v.com/conference/




恥ずかしながら、ヴァンゼー会議というものを初めて知りました。
アウシュヴィッツで行われた、ユダヤ人の殲滅計画がどのようにして決まったのかというのを淡々と描いた作品。本当に淡々と、淡々と会議で議論していて、怖いとか気分が悪いとかの次元の話では無かったです。内容の残虐性と、会議というシステマチックな場面のギャップが滑稽ですらある。
これはドイツでしか作れない映画だなと強く思った。
パンフに会議出席者の末路が書かれてたのはよかった。

追記
そういえば、偶然かもしれないけど、ふたつとも劇中に音楽が無かった。
ワースは、主人公が好きなクラシックがかかるのみ。
ヒトラーの〜に至っては、一切音楽はなく、エンドロールすら無音だった。
ちょっと珍しいなと思った。ただ、どちらも音楽で誇張しないという意図は良かった。
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芦花

争いごとはキライだよ。
好きな人はいないだろうけど。

フィンランドNATO加盟か。
それに対して私の意見は無いですが。

この間見た「コンパートメントno.6」という映画が、フィンランドとロシアの合作映画でとても良かったんだけど、しばらくは合作は厳しいだろうなあ。
ちょっとそれがチクリと痛む。


コンパートメントno.6
https://comp6film.com/



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芦花

こちらもブログの転載。
サイトの名前の話。
しつこいくらいに映画の話をするかもしれない。

++

CLAY(クレイ)なので、そのまんま粘土とか磁器とか。
形になる前の、でももう「土」とも呼べない……「なにかの形になる意気込みはあるぜ」みたいな……感じ?ろくろ。
ていうのと、ちょっと前に公開していた映画の中に登場するハッカー集団の名前でもあります。
「clowns laugh at you(ピエロがお前を嘲笑う)」で、略してCLAYです。
ドイツの映画なんですが面白かったです。
原題は「WHO AM I」なんですが、邦題が「ピエロが~」なのですよ。
邦題のほうがかっちょいい。
たまに原題超えてくるタイトルありますわね。逆もしかりですけど。
クライムサスペンスです。面白かった。ちょっと「ユージュアルサスペクツ」とか「ファイトクラブ」とかっぽい。ぽいっていっちゃうと失礼かもしれない。面白かったので。
ハリウッドでリメイクするらしい。

そんなわけで二つの意味がありますのん。

でもわりと適当につけたので、思入れがあるかっていうと「ない」笑
これから出てくるかもしれない。


#サイト
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芦花

SPの映画、雪なのか、雪山なのか。
それによって心構えが違うのね。

「雪山」がモチーフの映画って、たまに超鬱展開になることがあるから気をつけねば。
八甲田とか、白虎隊とか、生きてこそとか……次点でシャイニング。
コメディだろうから大丈夫だろうけども。

でも年末はきっと無理なんだな。
尋常じゃないくらい忙しいので。
そろそろ新人入れるって言ってるけど育つのにどれだけかかるのか……そして育てるのは私。
#SPY

PROFILE

芦花|あしか

二次創作小説を書いてます。
いろいろなところに出没中。

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